アイドリングストップノススメ

地球温暖化だのなんだのと言われ、解けた氷の中に恐竜がいたら玉乗りしこみたいって感じの昨今ですが、友人がアイドリングストップと連呼するのでちょっと環境のこと考えてみようかと思った。

そもそもアイドリングストップとは

車が走っていないのにエンジンをかけたままにすることをアイドリングといい、そのアイドリング状態をできるだけ少なくしよう。といった具合の運動。
要は、車が止まったらエンジン切れよ。ってこと。

アイドリングストップの効果

NOxと呼ばれる排気ガスの減少が大きな目的なんですが、NOxってのはディーゼル車の特徴であって、実はガソリン車からはほとんど排出されません。じゃあガソリン車はアイドリングストップしなくてもいいじゃん、とか言っちゃう人はもう晩飯抜き。確かにNOxはほとんど排出しないものの、地球温暖化の原因であるところのCO2の排出量はディーゼル車よりも多いのですよ。そして、排ガス云々以外にも、燃費も良くなるし、さらに騒音も抑える事がでしますね。まぁ、このご時世にエンジン音云々というべきではないかもしれないけど、ちょっと古い車とかになるとバリバリにうるさい車だってまだまだあります。たまには小鳥のさえずりを聞いてみるのもいいもんですよ。
ただ、ひとつの問題点として挙げられるのが、エンジン始動時の排気。一旦エンジンを切るとなると、もう一度エンジンかけなおさないと勿論動きません。そのエンジン始動時ってのがまた厄介で、アイドリング時の数倍という排気ガスが排出されてしまうんですよね。さらには、エンジン再始動ってバッテリー消費が激しいんじゃない?という声もチラホラ。

アイドリングストップの是非は?

結局のところどうなのよ?といった感じですが
『5秒以上アイドリングする場合は、アイドリングストップしたほうがよい』
ということです。これは排ガス的にも、燃費的にも。5秒ってめちゃめちゃ短いですから、信号待ちなんてエンジン止めちゃってまず間違いないです。まぁ逆に言うと、アイドリングストップしたら、意地でも5秒は止めときましょうって感じですか。思いのほか早く信号が青に変わっても、焦らず5秒数えましょう。後ろからクラクション鳴らされたときは、バックミラー越しに、「地球の為、そしてあんたの為なんだ!!」と目で訴えましょう。
ちなみにバッテリーに関しては、ほとんど変わらないそうです。だから心配すんな。

結論

停車の際は、積極的にエンジン止めよう。

補足:もっと良い方法

車に乗るなよ。チャリ乗れ、チャリ。いいぞーチャリは。